オサム・ジェームス・中川

写真家。1962年、米国ニューヨーク市生まれ 。1993年、ヒューストン大学修士課程修了(写真学)。現在、インディアナ大学・ルースH. ホールズ名誉教授, 写真学科長。 米国在住。

1980年代より本格的に写真制作を開始し、90年代より世界各地で数多くの個展・グループ展に参加。日本とアメリカという2つの国にまたがる自身のアイデンティティを踏まえ、様々な作品を制作、発表してきた。 主な個展に「窓:1989-1999」(ヒューストン写真センター、2000)、「バンタ:沁みついた記憶」(佐喜眞美術館、銀座ニコンサロン 他、2009−2010)など。2012年「アルル国際写真祭」においてディスカバリー・アワードのノミネートを受け個展。主なグループ展に「第一回東京 国際写真ビエンナーレ」、「ミディアローグ」(東京都写真美術館、1995、1998)、「コモン・グラウンド」(コーコラン美術館、2004)、「ノーダーリヒト・ フォトフェスティバル」 (フライズ美術館、2010)、「アフター・フォトショップ」(メトロ ポリタン美術館、2012)、「戦争/写真」(ヒューストン美術館他、2012)など。主な受賞歴に第一回東京国際写真ビエンナーレ第2位(1995)、 グッゲンハイム奨学金(2009)、第26回東川賞新人賞(2010)、さがみはら写真賞(2014)など。

主な作品収蔵先に、メトロポリタン美術館、ジョージ・イーストマン・ハウス、コーコラン美術館、シカゴ現代写真美術館、ヒューストン美術館、クライスラー 美術館、サウス・イースト・テキサス美術館、ネルソン・アトキンズ美術館、東京都写真美術館 、清里フォトアートミュージアム、佐喜眞美術館など。

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